赤丸雪山の作品と陶歴

赤丸雪山の作品

金襴手割取人物花鳥図輪花鉢

かなりの年月が経過していても、金襴手の輝きが衰えず光を放っています。一方で、割取の中には人物、花鳥、雪をかぶった山(富士山に似た)と近くの樹々の図などが・・・(続く)・・・

 

 

金襴手秋草花図平皿

見込みに描かれた夏の終わりころの草花が繊細に描かれ、その周りを厚みのある金襴手で豪華に加飾した明治初期によく見られる金沢九谷独特の図案です。・・・(続く)・・・

 

制作者の陶歴 赤丸雪山

文政10年(1827)生、明治30年(1897)歿

赤丸雪山は明治初期から中期の金沢九谷の名工の一人です。石川県勧業試験場の陶画教授として、そして内海吉造の為絢社で活躍しました。

また、江沼郡大聖寺の陶器商人 井上商店の製作品に陶画工として名を連ねていることから、その名声は高かったことがうかがわれます。

門下に明治九谷の名工の一人 水田生山がいました。