相川雪花の陶歴と作品

相川雪花の陶歴

慶応2年(1866)生、大正8年(1919)歿

相川雪花は飯山華亭に陶画を学び、後に「雪花」と号するようになりました。雪花は、明治35年(1902)頃から、石野竜山大桑慶太郎水田生山らとともに、金沢九谷の名工として名を連ねた一人でした。大正3年(1928)、金沢での大正博覧会で石野竜山と共に入賞し、また大正5年のサンフランシスコ万国博覧会への出品を依頼されるほどの名工でした。

相川雪花の作品

相川雪花 色絵竹に蜻蛉図徳利

徳利はすらりとした形をしていて、その素地の白さが際立ちます。一幅の軸に見立てたように、中央にすっと伸びた一本の竹が簡潔な筆で描かれ、(続く)

 

 

相川雪花 赤絵金彩牡丹図碗二客

小ぶりな碗の側面に、大きく描かれることの多い牡丹の花がはみ出して描かれています。ですから、描ききれなかった上の枝か垂れ下がっている様相も描かれています。(続く)